運動誘発性アナフィラキシー

こんな真夜中にこんばんは。

今日はわたくしの持病である運動誘発性アナフィラキシーについて、私の収集した情報を公開いたします。
といっても大したものではないですが。ちょっとでも誰かの役に立てれば。

①運動誘発性アナフィラキシーとは

読んで字の如く、運動によって誘発されるアナフィラキシーの事です。
運動だけで誘発されるわけでなく、その前に食べた物によって起こるとされています。
私の場合は十中八九、小麦です。
運動といっても、１５分くらいの軽いジョギングなら起きず、
息が切れるくらいの激しい運動、あるいは長時間のジョギングによって発症します。

発症すると全身に熱を帯びてくるので、この段階で気づいて運動をストップすれば軽度で済みますが、そのまま運動を続けると、まさにハチに刺された時のような赤みを帯びた中毒疹と呼吸困難、皮膚の腫れを起こします。
私の場合はそうでもないですが、人によっては目が見えなくなるくらい腫れます。
文字通りのアナフィラキシーです。

小麦を食べて運動したら１００％発症するのかというと、私の場合はそうではなく、
寝不足であったり、不摂生であったり、だるかったりといった体調の優れない日に発症する事が大半です。
調子の良い日はいくら運動しても出なかったりします。私は発症する日としない日を概ね判断できるようになりました。

運動誘発性アナフィラキシー発症の明確な原因は不明で、治療法も対症療法しかないとの事ですが、最近では専門の先生もいらっしゃるようですね。

②私の病歴

小さい頃からアトピーを患ってましたが、アナフィラキシーはありませんでした。
高校生になり、運動部に所属して半年くらい立った頃に初めて発症。
当時は10年以上も前の為いくら調べても有益な情報は出てこず、都心のアレルギー外来にも数か所かかりましたが、全く原因不明との事で取り合ってももらえませんでした。
そもそも、食べ物によって発症することすらもわからなかった（医者からの指摘もなく）為、毎日昼食には大好きな菓子パンを食べていました。

言わずもがな、運動するたびに発症するようになり、部活を辞めることに。
以来、運動自体が怖くなり運動自体をしなくなった為、10年以上発症しませんでしたが、最近になり運動不足を痛感したため、再び運動（軽いジョギング）を始めたところ、再度発症。
今に至ります。

部活をやめてからの10年間ほどですが、この間アトピーがどんどんと悪化しました。
今では全身に広がっています。IgE値は2500くらいです。
こちらも治療方法を模索していますが、全く何をしてもダメな模様。

③対策

とにかく、グルテンを含むものを食べないことに限ります。
本当は、アレルギー体質を変えることが根本治療となります。
しかし、私の場合は、近くに専門の先生もおらず、かといって自分で模索しようにも免疫システムの絡む話は難しすぎて私の頭がついていかない為、お手上げ状態が続いております。

最後に、グルテンを絶ってみての感想と変化を。
もともと小麦製品が大好きなこともあり、絶ってから2週間程は、ほとんど中毒症状とも言えるくらいにパンや麺類を食べたくなりました。
しかしそれを過ぎると不思議と食べる気もなくなり、今では目も向かなくなりました。不思議なものですね。
ただ、食べなくなったからといって、ジョコビッチのように反応速度が早くなったり、頭がクリアになったなどの能力向上や、アトピーがよくなった等の明確な自覚症状はありませんでした。

しかし、この前、知り合いと流れでパスタの店に入ってしまい、さすがに入ってしまった以上食べないわけにも行かず、パスタとピザを少しずつ食べたところ、翌朝起きて驚愕。
眠くて、ダルくて、頭がぼーっとして、目が開かないのです。しっかり寝たにも関わらず。
つまり、そういう事ですね。
これについてはもう一度だけ時間を置いて実験します。
ラーメンバカ食いを予定してます。実験結果はまた報告いたします。

…とまあひとまずこんなところにしておきます。
また何か思い出したら書いていきますね。