なんとか元気でやってます

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双子ちゃん

僕の従妹のお母さんが、数年前に可愛い双子の女の子を出産しました。
出産時の年齢は43歳。43歳で双子を産むというのはなかなかないんじゃないかな。
今日はその双子ちゃんに関する話。

突然ですが、その話の前に、別の話をしておかねばなりません。
双子ちゃんが産まれる数年前。
その従妹の家には、2匹のワンチャンがおりました。

一匹は、捨て犬でした。メイちゃんと名付けられました。
雨の日に車を運転している時に、ボロボロになっているワンチャンを見つけ、拾ったのです。
しっぽが曲がり、怪我をしており、泥まみれ。どこかは忘れましたが、骨折もしていました。ひどい状態です。
看病の間、捜索願が出ていないか確認していましたが、そのようなものは見つからず。
結局そのまま、飼う事になりました。

もう一匹は、近所の年老いたおばあさんが、もう飼えなくなってしまった犬を引き取ったのでした。
ポピーちゃんといいます。

どちらの犬もよく可愛がっていましたが、ある日、ポピーちゃんが毎夜夜鳴きするようになり、
これはおかしいと病院に連れて行きましたが、すでに手遅れと言われ、セカンドオピニオンも同じ診断。
結局、苦しんだままこの世を去りました。
また、メイちゃんもポピーちゃんの後を追うように、死んでしまいました。
メイちゃんはお年だったので、仕方ないと言えばそれまでですが、よく可愛がっていただけに、一家は悲しみに暮れました。

そんな時です。双子ちゃんの妊娠がわかったのは。
勿論、喜びました。
寂しくなってしまったかに思われた一家に、また家族が増えました。
二匹は去ってしまいましたが、二人増えたのでした。


それから数年経ち、双子ちゃんたちは今年で4歳になります。
時が経つのは早いものですね。
さて、これはつい最近聞いたのですが…
ある日、双子ちゃんのお母さんが押入れの整理をしていたところ、
ポピーちゃんとメイちゃんが生前に使っていたタオルケットがあったのだそうです。
それを整理のために、押入れの外に一旦出しました。
すると、双子ちゃんの1人がそれを見て、ポツリとこう言ったのです。

「まだ取っておいてくれたのね。」

これにはお母さん、びっくり。
僕も、びっくり。

この手の話は、よく語られるものですが、身内がこのような体験をすると、
やはり「あの世」のような何かが存在するのではないかと思いますよね。
お母さんは、「メイちゃんとポピーちゃんの生まれ変わり」だと信じて育てております笑